2022年に発表されていた「入国前の結核検査」が、フィリピン、ベトナム、ネパールからのの人たちにむけて2025年から始まることになりました。
この検査の導入が遅れていたのは、結核の患者数が減っていたからではありません。実は、日本では外国生まれの結核患者が増えているのです。2023年に新しく登録された結核患者のうち、外国生まれの人の割合は16.0%にもなりました。
こうした状況を受けて、特に結核患者の多い国から長期間滞在を希望する人に対し、入国前の結核検査(スクリーニング)を義務付けることにしました。
入国前結核スクリーニングとは、対象国から日本に入国して中長期間滞在を希望する人に対して、基本的に在留資格認定証明書を申請するときに各国で指定された健診医療機関で胸部レントゲン検査などを受診し、結核を発病していないことを証明する書類「結核非発病証明書」を入手して一緒に提出してもらう仕組みになっています。
スクリーニングの対象国は、日本に滞在中に結核と診断された外国生まれの患者の出生国のうち、多くの割合を占める以下の国々です。
ただし上記のなかで、インドネシアとミャンマー、そして中国は、現在調整中で開始時期は未定になっています。なので開始が確定しているのは、フィリピン、ベトナム、ネパールからの方々です。
対象者は、以下の条件に該当する人です。
以下の例外に該当する人は対象外となります。
1. 国籍が対象国の人で、しかし現在の居住地が対象国以外の国または地域であることが、居住国の滞在許可証などにより確認された場合(現在の居住期間は問わず対象外)
2. 以下のプログラム・事業に該当する人も、当面の間、対象外になります。
対象国の指定検診医療機関は厚生労働省の特設サイトから確認できます。
2025年3月10日時点では、指定健診医療機関での健診受付と在留資格認定証明書(COE)交付申請時又は査証申請時での結核非発病証明書の提出義務付けは下記の表のようになっています。
健診受付開始 | 結核非発病証明書提出義務付け | |
---|---|---|
フィリピン、ネパール | 2025年3月24日予定 | 2025年6月23日予定 |
ベトナム | 2025年5月26日予定 | 2025年9月1日予定 |
インドネシア、 ミャンマー、中国 | 調整中 | 調整中 |
このスケジュールから分かることは、指定健診医療機関で検査を受けて「結核非発病証明書」の提出が必要になるのは、フィリピン、ネパールの場合は2025年6月23日以降に在留資格認定証明書(COE)の交付申請をする人という事です。
同じようにベトナムでは2025年9月1日以降に在留資格認定証明書(COE)の交付申請をする人に必要になります。
この「結核非発病証明書」の有効期間は原則180日間(条件により有効期間が90日間となる場合もあります)ので、来日スケジュールに併せた検診が必要です。
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