宗教ビザとは海外の宗教団体から日本へ派遣され、布教などの宗教活動をおこなう人の在留資格です。ここでは宗教ビザの取得要件、必要書類や手続きについて詳しく解説いたします。
もちろん更新も可能で、将来的には永住者の申請も可能になります。
宗教ビザの手続きでお困りのことやご相談があれば、お気軽に当事務所へご連絡ください。
宗教ビザの取得条件は、基本的に下記の3つになります。
そして上記の3つの条件を補完するものとして下記のような事項があります。
なお宗教団体が運営する施設以外でおこなう語学教室や医療活動などの社会事業等も、その宗教団体からの指示に基づいて宗教活動の一環として行われ、無報酬である場合には宗教活動として認められます。また宗教活動に関連したもので、祭事に必要な物品の販売などを行う「宗教団体の職員」を兼務することも可能です。
もし報酬を得て語学教室など宗教活動と直接関係のない活動をする場合には、資格外活動の許可をとる必要があります。
宗教団体の雑務(施設の清掃など)のみを行う場合は宗教ビザの対象外です。その他、単なる信者としての活動だけを行う場合も宗教ビザの対象外です。
新規に宗教ビザの申請をする(これから来日する)ときに提出する書類をご案内いたします。
なお下記はあくまでも申請に必要な最低限の書類です。申請の案件ごとに追加で他の書類提出を求められる場合もあります。
1 在留資格認定証明書交付申請書
2 写真(たて4㎝よこ3㎝) 1枚
3 返信用封筒(簡易書留用)
4 外国の宗教団体からの派遣状等の写し等、派遣する団体からの派遣期間・地位と報酬を証明した文書 適宜
5 外国の派遣する団体と日本国内で受入する団体の概要(宗派、沿革、代表者名、組織図、施設について、信者の人数など)を明らかにする資料 適宜
6 宗教家としての地位及び職歴を証明する文書 適宜
派遣する団体からの証明書等で、申請人の宗教家としての地位、職歴を証明する文書を提示してください。なお派遣状など(上記4の資料)に、申請人の宗教家としての地位、職歴が記載されている場合には提出する必要はありません。
当事務所に宗教ビザの新規申請をご依頼いただいた場合の各手続きをご案内いたします。
必要書類をお預かりして、約1週間を目途に申請書類を作成します。
約1週間程度のお時間を頂戴します。
申請書類の内容確認後、速やかに当事務所で入管への提出手続きを代行します。
在留資格が認定されると「在留資格認定証明書」の原本が当事務所へ送付されます。
この審査には約2か月程度の時間がかかります。
COEとは上記の「在留資格認定証明書」の略称です。原本を海外のビザ申請社へ送付します。
海外郵便で約1週間程度の時間がかかります。
COEを受け取ったビザ申請者が現地の日本国大使館などで申請します。
約1週間程度の時間がかかります。
COEの発行日付から90日以内に日本へ入国します。
行政書士浜岡事務所では、ヒアリングを通じて申請許可の可能性、外国人の方の状況に合わせて規定の資料以外にも別途用意すべき資料、手続きの必要時間見込みなど、許可が下りるまで都度アドバイスをさせていただきます。
行政書士浜岡事務所では「宗教ビザ」の手続きについて、無料でご相談にお応えしております。ご質問やご相談がございましたらお気軽にご連絡ください。